こんにちは、tigawebです。
現在、鼻中隔湾曲症と下鼻甲介の手術のため入院中です。普段はあまり個人的な話は書かないのですが、同じような症状で悩んでいる方や、手術を検討している方の参考になればと思い、エンジニア視点での入院体験記を書いてみます。
手術に至るまでの経緯
20年来の鼻詰まり問題
鼻炎による鼻呼吸の問題は、実は高校生の頃(約20年前)に発覚していました。当時は受験期だったのと、「ちょっと気になる程度」だったので、手術は見送りました。
しかし、2年ほど前から症状が劇的に悪化。点鼻薬を1時間に1回程度使わないと、ほぼ鼻呼吸ができない状態になってしまいました。
特に辛かったのは就寝時です。寝ている間に薬が切れて鼻が塞がるため、寝起きがかなり辛く、生活に支障が出るレベルでした。
手術を決意するきっかけ
決定打となったのは、最近になって花粉アレルギーの症状も出始めたことでした。昔は花粉症ではなかったのですが、鼻の状態が悪化したことで新たなアレルギー症状も発症したようです。
近くの耳鼻科を受診したところ、**「鼻中隔湾曲症気味だから、手術をしないと根本解決しない」**と診断され、市民病院の紹介状を出してもらいました(昨年10月頃)。
妻からは「いつも仕事頑張ってるんだから、今後も頑張って働くためにも、できる時に手術したほうがいいよ」と背中を押してもらえたのも、手術を決断する大きな要因でした。
手術方法の検討
今年2月に市民病院を受診し、手術の詳細を聞きました。市民病院では5~6泊程度の入院が必須とのこと。
他の病院では日帰り手術を行っているところもあると聞きましたが、ネットの体験談を調べると:
- 日帰り手術でも2~3日はまともに動けない
- 高熱を出す可能性もある
- 術後のケアを考えると入院の方が安心
これらを総合的に判断し、入院での手術を選択しました。
休暇調整の苦労
エンジニアとして一番の課題は、まとまった休暇の確保でした。SESで現場に常駐していたため、長期休暇は簡単には取れません。
SES企業では夏季休暇として3日程度付与され「指定期間内で調整できれば使っていい(使え)」という制度が一般的ですが、盆期間とはいえ1週間まとめて休みにするとなると事前の調整が必要です。
幸い、現場が変わらなければ盆休みに自社の夏季休暇をまとめて使えそうだったので、4月頃に:
- 現場への報告・了承
- 自社への報告・了承
- 病院への手術申し込み
を順次進めました。
入院準備の工夫
入院にあたり、病院ではアメニティのレンタルサービスもありましたが、お金がもったいなかったので衣類や洗面道具など自前で済ませました。
準備には妻が大いに協力してくれたので何とかなりましたが、一人だったら結構大変だったと思います。パートナーがいる方は遠慮なく頼りましょう!
入院〜手術〜回復の記録
入院スケジュール
- 8/11: 事前入院
- 8/12: 手術当日
- 8/17: 退院予定
手術当日(8/12)
全身麻酔での手術でした。麻酔が開始されたと思ったら、もう終わっていたという感じで、時間が完全に飛んでいました。
術後の状態:
- 強い吐き気
- 鼻の中の詰め物によるきつい圧迫感
- 軽い頭痛
かなりしんどく、この日は何もする気になれませんでした。
術後1日目(8/13)
- 鼻の異物感と頭がぼんやりする感じは継続
- ひどい発熱はなし
- 少しずつ動けるようになる
術後2日目(8/14)
大きな転機の日でした。鼻の詰め物を抜いてもらい、一時的に劇的に楽になりました。
詰め物を抜いた直後の鼻通りの良さには本当に感動しました。20年ぶりに「こんなに鼻で呼吸できるんだ」と実感。
ちなみに、古い情報だと長いガーゼを挿入して、それを抜く際に激痛があると書かれていることが多いのですが、現在は指程度の太さのスポンジを使っているようで、抜く際も一瞬痛いだけでした。現代の手術はスポンジを使うようになって随分楽になっているようです。
ただし、すぐに綿球を詰め直されたので、完全な開放感は一瞬でした。鼻うがいをすると血の塊が出てきます。
術後3日目(8/15・現在)
- 鼻の痛みはほぼなし
- 粘膜の腫れと鼻水がひどい
- まだ正常な呼吸はできていない
感動の鼻うがい体験
術後、本当に鼻がよくなっているかはまだ分かりませんが、今までできなかった鼻うがいができて、めちゃくちゃ感動しました!
昔鼻うがいを試したことがあったのですが、そもそも片方鼻が詰まってるので水が流れなくてなんだこりゃ?ってなった記憶があります。反対側の鼻穴から水(と鼻水と血の塊…)がジョロジョロ出てきた時はほんとに驚きました笑
入院生活のリアル
入浴事情の厳しさ
1週間の入院で、スケジュール的に入浴日が1日しかなくて参りました。
- 術後1〜2日は入浴禁止
- 男性の入浴可能日が限定的
- これらを加味すると実質1回のみ
院内は当然空調が効いていて運動もしないので汗はかかないのですが、やはり気持ち悪かったです。
病院食との格闘
普段はラーメンとか焼肉が好きな人間なので、病院の減塩食を1週間食べるのは…結構苦痛でした。
さらに手術日当日は丸一日絶食だったので、食べ物への感謝が身に染みました。
ただし!減塩の影響か、妻からは「顔がちょっとシュッとした」と褒められました。思わぬ副次効果ですね(笑)
入院中のエンジニア生活
病院での開発環境
入院中は想像以上に暇な時間が多く、実はこのブログサイトも入院中に作って遊んでいます。
持参デバイス
- Mac(メイン開発機)
- iPhone(テザリング用)
通信環境の工夫
意外だったのは、院内に入院患者が使えるWiFiがなかったことです。
しかし、普段からスマホの回線でpovoを使っているので、PC作業で通信量が多くなりそうな時は1日使い放題オプション(330円)を都度契約することで特に問題になりませんでした。
povoは本当におすすめです。普段は基本料金0円で、必要な時だけデータを追加購入できるので、こういう緊急時にも柔軟に対応できます。
作業環境の快適化
電源確保は病院の床頭台のコンセントから問題なく給電できました。
作業環境で重宝したのは、家でも愛用しているSUMISKY 膝上テーブル ラップデスクです。病院のベッドはリクライニングで背もたれを起こせるので、組み合わせるとかなり快適な作業環境が作れました。
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Amazon で見るベッド上での長時間PC作業には本当におすすめです。クッション性と安定性のバランスが絶妙で、膝への負担も軽減されます。ベッドでの作業が多い方、リモートワーカーにも最適です。
時間の使い方
手術翌日以降は、思ったより元気で時間を持て余していました。普段忙しくてできない技術学習や、じっくり考える系の作業には良い環境かもしれません。
看護師さんの回診や食事時間以外は比較的自由に時間を使えるので、集中して開発作業を進めることができました。
エンジニア視点での病院IT化について
現状の情報共有
今回入院した病院では、患者情報の管理がまだアナログ中心でした。
他の病院では床頭台に患者情報が表示される端末を見たことがありますが、こちらの病院にはそういった設備はありませんでした。患者情報のスタッフ間での共有も口頭ベースで行われていることが多く見受けられました。
IT化の可能性と課題
エンジニア目線で見ると、IT化の余地はいろいろありそうです。しかし、医療現場特有の課題も見えてきました:
課題1: システムvsスピード 大量の情報が飛び交う医療現場で、システムが自然な形で業務に入り込むのはよほどうまくやらないと厳しそうです。結局「人力オペレーションの方が早い」という理由でシステムが使われなくなるケースが想像できます。
課題2: 業務プロセスの標準化 もう一つのアプローチは業務をシステムに合わせる形にすることですが…それが簡単にできたらどの業界も苦労しないんでしょうね。
医療という人命に関わる現場だからこそ、システム導入には慎重さが求められるし、現場スタッフの負担を増やすわけにもいかない。エンジニアとしては非常に興味深い領域だと感じました。
現時点での所感
まだ完全に回復していないので何とも言えませんが、詰め物を取った時の開放的な感覚から、長年悩まされてきた鼻の異物感と鼻詰まりからの解放が期待できそうです。
20年間「仕方ないもの」として諦めていた症状が改善される可能性を考えると、とても楽しみです。
手術を検討している方へ
同じような症状で悩んでいる方への参考情報:
手術を決断する判断基準
- 日常生活への支障度
- 点鼻薬の使用頻度
- 睡眠の質への影響
入院手術のメリット
- 術後の安心感
- 適切な痛み管理
- 専門スタッフによるケア
体力に自信がない方は入院がおすすめ
手術の事前情報を調べていると、結構術後に体調を大きく崩す人が多い印象でしたが、自分はあまり辛い期間は長くありませんでした。
これは病院でスタッフの適切なケア(点滴や薬の処方)を受けられるからだと思います。拘束期間は長くなりますが、体力に自信がない方は入院することをおすすめします。
仕事との両立
- 長期休暇の確保が必要
- 事前の関係者への相談・調整が重要
- リモートワーク可能な作業の準備
退院後、完全に回復したらまた続報を書きたいと思います。同じような症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
追記予定:
- 退院後の回復経過
- 病院でのエンジニア作業環境について
- 手術費用などの実務的な情報